動物の命を金儲けに使う、男尊女卑社会、年功序列、、これらは発展途上国の代表的特徴としてあげられる傾向です。
残寝ながら、日本は全部この特徴が当てはまっています。

考えさせられる記事を読んだので保存がわりに貼り付けます。
………

 タレントの中川翔子さんのTwitterが炎上している。

 捨て猫を保健所に連れていったという一般人のツイートに、「保健所に連れていくなっ」とリプライを飛ばし、それにファンが同調してしまったことで、その一般人がアカウントを削除。これが「有名人が一般人を吊るし上げた」とかなんだとか批判されているのだ。

 また、この一般人が保健所へ連れていったのは捨て猫を「譲渡会」という里親を探す集会に出すことが目的だったという指摘もあり、中川さんの“早とちり”という印象を与え、さらに火に油を注ぐ事態になっているのだとか。

 ただ、「保健所」という言葉の響きに対して、半ばヒステリックに反応してしまった中川さんの気持ちも分からんでもない。私は犬の殺処分の様子を見たことがあるのだが、目を背けたくなるほど残酷である。二酸化炭素による麻酔で苦痛を与えないと言うが、麻酔がかかるまでガス室で苦しそうにのたうちまわる犬たちの姿は夢に出てきそうだった。

 犬とか猫とかに特に思入れもなく「動物じゃん」くらいにしか思わない私ですら、こんな感想なのだから、動物好きの人からすれば、厳しく断罪すべき行為であることは想像に難くない。好意的に見れば、中川さんも“保健所へ連れて行く”という響きだけで、あの地獄絵図が頭に浮かんでしまったのだろう。

 ただ、そんな中川さんのような「殺処分絶対反対」の方たちのがんばりもあって、日本の“殺処分”は減少傾向にある。環境省によれば、約40年前のペットの殺処分は年間115万9000匹。それが近年、動物愛護の声も高まったことに加え、年間で殺処分ゼロの神奈川県のように各自治体の取り組みが功を奏し、約3万8000匹程度まで減った(2012年)という。

 この数字をどう考えるかはさまざまだろう。「3万匹か、まあそんなもんだろう」と冷静に反応をする人もいれば、「ええ! 3万匹のワンちゃん、ネコちゃんが……」と一気に暗い気持ちになってしまう心優しい方もいると思う。

 確かに、国として殺処分ゼロのドイツをはじめ、動物愛護が進む欧州などと比べるとケタが1つも2つも違う。では、3万にも及ぶ遺骸の山をどうすればいいのか。

●ペットビジネスの構造的欠陥

 ペットの遺棄をさらに厳罰化したところで、山奥に産廃を捨てる業者や、ブラックバスを河に放流する人がいるように結局、当局とモラルなき人たちのイタチごっことなる。

 そこで提案だが、ペットに関して「注文販売」を導入してはどうだろう。…

 ガス室送りになっている最も大きな要因は、「ペット愛好家が捨てるから」なのだが、その背景にはペットビジネスの構造的な問題がある。ご存じのように、ペットショップで売れるのは「しつけ」ができる生後4カ月まで。では、そこから大きくなった“売れ残り”はどうなるか。これがアパレルとかなら、夏物大バーゲンなどと在庫一掃処分もできるのだが、この商品はメシも食うし、排泄もするし、身体も大きくなる。

 仕方がないので業者に“返品”をするわけだ。2008年度の環境省の調べでは、およそ犬は60%、ネコも56%が生産業者に返品、もしくはその他の動物業者に譲渡される。では、そこから先はどうなるのか。

 これは正直分からない。タネ付け用としてその命をまっとうできるのはまだラッキーな方で、中には獣医師によって安楽死される場合もあるという。業者側は「みんな幸せに生きてますよ」というが、過去には元ブリーダーの女性が161匹の犬を不衛生な環境で飢えさせ、17匹がミイラ化していたなんて事件もあった。要は、ブラックボックスなのだ。

 こういう“命の返品”が注文販売ならば極力減らすことができる。写真を見て、こういう犬が欲しい、こういう種類のネコが欲しいという注文を受けてから、ブリーターに発注をすればいいわけだから返品は劇的に減るだろう。何カ月か待つというのはかったるい、と感じる人もいるかもしれないが、どうやって生まれたのか、どういう親から生まれたのか、というストーリーも飼い主に教えてやれば、命を慈しむことも学べるし、一石二鳥である。

 なーんて話を、ペット好きの人にしたら、「分かってないな、犬やネコは実際に抱いてみてこの子が欲しいとかなるんだよ。それに何カ月も待つなんて、一番のお客さんである子どもが我慢できるわけないじゃん」

 やはりペット愛好家はペットショップでディスプレイされていて、その場で触れないとイヤだというのだ。いやでも、動物のことを「家族だ」と言い張るのなら、絶対にこちらに賛成だと思うのだが……。

●「売れ残った命」を考える

 115万の犬猫が“虐殺”されていた40年前、テレビではちょうど「名犬ラッシー」が放送されていた。年代的には再放送しか見たことがないが、賢くてかわいらしいコリー犬の姿は印象的で、学校帰りに似た犬を見ると「あ、ラッシーだ」なんて騒いでいた。

 テレビ番組で、かわいらしい小型犬の映像がそこかしこで流れている今、確かに「目の前で見れて、触れる商品」じゃないと売れないというのもうなずけるが、やはり「命」をガラスケースに陳列するという生体販売と、「とにかく産ませて売れなかったらサヨウナラ」みたいな手法は、何か引っかかる。…

 タバコの広告には、よく「あなたの健康を損なう恐れがあります」などと書いてある。国よっては真っ黒になった肺の写真が映ったドクロなどもある。

 だったら、ペットショップもこういう表示をしたらどうだろう。「ここで売れ残った犬や猫は殺処分される恐れがあります」とドーンとどこかに。あと、できたらガス室で殺される様子の犬の写真も貼ってほしい。

 もちろんペットショップにすべて問題があるとは言わない。ビジネスなんだから当然、売れ残りゼロを目指して様々な努力をしているだろう。ただ、返品をゼロにするなどは不可能だ。そのとき「売れ残った命」についてすべての業者が1匹1匹に責任をもって対応しているとは正直、信じられない。

 どんなにペットビジネスの正当性を主張したところで、「命」をディスプレイで陳列販売するということが、「この命は自分がどうにでも好きにできる」と勘違いをする愚かな“愛好家”を生んでいる側面は否定できない。

 そろそろ「売れ残った命」についてマジメに考えるべきではないか。

[窪田順生,Business Media 誠]
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ヤフー映像トピックスの題材です。
殺処分される犬の最期を描き続ける画家

殺処分をなくすことは簡単です。
なぜなくならないか、それは行政が制度を整えないからです。

殺処分をなくす方法
1 ブリーダーを完全登録制にし、登録基準を厳しく定める。
  各自治体でブリーダーの人数限界を設け、一定以上のブリーダーを増やさない

2 店頭及びネット上でのペットの販売を禁止する。

3 里親会の存在を周知させる。

4 現在、各動物病院でまったくばらばらである去勢避妊手術の費用をすべての動物病院で一定の額に定める。

5 動物たちの生態について住民に基礎知識を与え、手術に耐えられる健康な体の動物たちには積極的に去勢避妊をさせる。

6 ノラ猫、ノラ犬の去勢避妊手術費用は行政が補助金を出す


上記は順番を間違えば殺処分の動物たちの数が増加することになります。
京都だったか、殺処分を減らすため保健所に動物を持ってくるには料金発生するように制度を変えた自治体がありましたが、そんなことをすればペットを野山に捨てる人が増えてしまいます。
改革には正しい順番が必要です。


民間団体やボランティアでできることには限界があります。
国が法律を定める、自治体が政令を定める、そういったことで規制していかなければ変えられないことだと考えています。








ヤフーニュースの意識調査で、いじめ対策に子供がボイレコで「隠し録り」どう思う?というのがありました。

そこで、フェイスブックコメントにてとても意義があるコメントを見つけました。
金光 正義 · トップコメント投稿者 · 長崎県立大学
 いじめ被害におけるほとんどのケースは、いわゆるコミュニケーション系のイジメなので、たとえボイスレコーダーを持参していたとしても立件する事は難しいと思います。シカトや蔑(さげす)まれる空気などは、立証する事が難しいからです。
 ですが、そういったコミュニケーション系のイジメの害は無視できるものではありません。長い間そういった環境に置かれる事で、子ども達の自尊心は確実に蝕(むしば)まれていきます。自分は愛される価値が無い、評価される価値が無い、人は信用できない、いてもいなくても同じという事は世界中に自分の居場所は無いと思いこんでしまうように。
 また、イジメ解決の方法を被害者側に押し付ける方法は間違っています。なぜなら、「解決できるのは君自信だ」というメッセージを送る事によって、発した側が意図しなくても「いじめられる原因は自分自身にあるんだ」というミスリードを生んでしまうからです。そういう誤解を生みだすようなメッセージを親や学校、政府や社会が発してしまうと、被害者は絶望してしまいます。世界中が「お前が悪い」「お前を守る奴は誰もいない」と言っているように感じ取るからです。
 じゃあどうすればいいのか。学校内だけでなく会社にも地域の中にも、どこに行ってもイジメはある。学校でイジメを逃れられたとしても、それ以降イジメられない保証なんて全くありません。イジメ自体を無くすことは絶対にできません。ですがイジメを無害化する事は可能です。イジメられたとしても、深く傷つかなくする方法はあります。
 それは学校を無くす事です。現在の学校制度を変えてしまう事です。イメージとしては大学や、自動車学校の様に。Aという空間でイジメられたとしてもBやCに移ると言った様に、次に移り変われる場所があれば、人は嫌な事があったとしても不思議と傷つかずに済みます。思い出してみて下さい。大学や自動車学校で小中学校であったようなイジメは無かったはずです。
 ボイスレコーダーや監視カメラを学校に置く事もいいですが、まずは子どもに多様な居場所を作ってあげてみてはいかがでしょうか?
返信 · 6 · · 2時間前


まったくその通りだと思います。
深い洞察力と滑らかに心理を描写しているところを見ると、この人自身が学生時代にいじめを経験したんだろうと思います。

私は、学生のいじめのほうが社会人になってからのいじめよりもはるかに辛いだろうと思っています。
なぜなら、学生は学校という閉鎖空間に閉じ込められ決して逃げることができないのだから。
親になんて恥ずかしくて相談することできるわけがない。
だから最終的な逃げ道として死を選んでしまう。

生命の進化の過程と人類の歴史、昨今の世界情勢を見てわかるように、繁栄した生命というのは、単純に攻撃的で野蛮な性質を備えている生き物でした。
優しい気質を備えた生命は、最も賢い生命であっても淘汰されていきました。
男性の圧倒的犯罪率の高さと男尊女卑の社会、白人によるインディアン虐殺及び白人による有色人種差別、中国の急速な世界進出、これが歴史が証明している証拠です。

宗教の話をします。
ヒンズーのカースト制度というのは、本来世襲制なんかではありませんでした。
本当は、聖職者が個々の人間の魂のレベルを見定め、ブラフミン、クシャトリア、バイシャ、シュードラ、と分けたのです。
ゾロアスターなどはこの階級を絶対とし、階層間で交わることを禁じました。
それは、魂のレベルの異なる者同士が交われば国が滅びるとされたからです。
カーストとは単なる差別では無かったのです。

さて、学校という閉鎖空間で、さまざまな人格と気質を備えている子供たちが一様に押し込められています。
その結果、必ずといっていいほどイジメが発生しています。
本来のカースト制度の教えの通り、「魂のレベルの異なる者同士が交われば国が滅びるとされた」ことと「学校内でさまざまな気質を備えた子供たちが一つの空間に押し込められ否応なしに交わらなければならない状態で発生してしまっているいじめ、学級崩壊」とは相関関係があると私は思います。

だから、金光さんの
「ボイスレコーダーや監視カメラを学校に置く事もいいですが、まずは子どもに多様な居場所を作ってあげてみてはいかがでしょうか?」
は、とても良い具体的解決策だと思うのです。



そして、、、ヤフーはニュースにする前に絶対確認しなければならないことがあった・・・
相手の承諾なしに音声や映像を録音した録音物って証拠能力がありましたっけ?
少なくとも(全く機能しない動かない、違反企業と癒着してやがるだろう、てめーら税金泥棒だ、の)労働基準監督署では相手の承諾がなければ録音物は証拠として認められていないと思います。

ついでに言うと、デジタルは編集ができてしまうので証拠としては認めてくれない確率が非常に高いです。
証拠として残す録音ならアナログですね。






誰か猫のモリス君の市長選の結果を知りませんか?
猫のモリスが市長選に立候補? メキシコのニュースより

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猫のモリスはメキシコのベラクルス州都ハラパ市の市長に立候補しており、そのマタタビ政策は民衆から支持を得ている。MSNが伝えるところによると、このニャンコ政治家は公約に「ネズミのいないハラパ」を掲げており、一日中ずっと寝転んで何もしないことを確約している。

まさに破滅的な政治要綱であるが、地元出身の候補者は「信念が欠如している」ためモリス候補の支持率が上昇しているとCNNのiReportは指摘している。モリス候補のフェイスブックのページではライバルの市長候補4人のうち3人より多くの「いいね」を獲得しており、その数は記事を書いている時点で50,907件に上っている(すでに日本語訳の時点で10万超えている)。

モリス候補は市長室をめちゃめちゃに散らかすと公言しているが、散らかしっぱなしにして他人に掃除させるのではなく、少なくとも隠して取り繕うと思われる。

モリス候補の選挙本部長はベラクルス州出身の若者2人が担当するとのことだ。




2013.07.19 参院選2013




そもそもどこに投票するか決められないというのは大きく2つあると思う。
一つは政治にまったく興味がないからわからない。
もう一つは、一つの政党でそのマニフェストの内容に賛同できる部分とできない部分があるから決めることができない、というもの。
つまり、政党政治であること自体に批判的ということ。

韓国や中国に毅然とした態度を取ろうとしている自民党安部政権は賛同できるけど、自民党の労働政策は絶対に賛同できない。
共産党の外交政策(アメリカとの関係や歴史認識)では日本は中国に占領されてしまうことになるけど、労働政策では共産党に賛同する。

【参院選2013】揺れる雇用 働き方どうする
なんか各政党の労働政策マニフェストを読んでたら民主党が具体的に政策を書いていて私的には一番良いと思ってしまう。
でも、民主党は売国政策を実施した実績があるから民主党に入れるつもりはまったく無い。

政党政治という人間が徒党を組んだ組織での政治では、汚いことをやってのけてきた人間こそトップに躍り出てしまう。
実際に議案も、内容ではなくて党利が優先してしまってるよね。

政治のあり方を変えるには、政治の体制から変えないといけないと思います。

似たような考えで、学校からいじめを無くすには先生の質をあてにするのではなく、スクール制という密室から単位制という開放性に変え、飛び級を認めるのが良いと思っています。
体制そのものを変えるべきだと。








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今年9月から施行される改正動物愛護管理法で、犬猫の引き取りを自治体が拒否できるようになった。市は4年前に策定した動物愛護行動計画を基に、ペットの終生飼育を徹底する施策を進めており、法改正を機に一層の殺処分削減を目指す。
 具体的には、業者に対し売れ残った犬猫の持ち込みを拒否し、引き取り日時を現在の平日日中から週1回程度に変更して時間帯の制限も考える。1件(頭)2千円の現行の引き取り手数料の増額も検討する。
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殺処分数減へ売れ残り犬猫を拒否 京都市が業者対策

この取り組みでは、悪質ブリーダーや業者が売れ残ったわんこやにゃんこを山などに捨てることが推測されます。

犬猫の店頭販売自体を禁止することや、ブリーダーになる人を行政が厳しく管理する必要があるのではないでしょうか。

ヨーロッパはペット先進国だと言われています。
私はそこまで詳しいことは知らないのですが、殺処分なんてないのだそうです。

日本も他国の良い慣習や法律は真似て見習うべきだと思います。


日本の国内でも動物たちの保護団体、NPOはたくさん存在していますが、それぞれ独立した組織にすぎません。
多くの団体が横つながりをもって一つになり、よりよい法改正につなげるような取り組みをすべきだと思います。

芸能人では杉本彩さんがペット達の愛護活動を行っているようで、とても尊敬しています。
彩姉さんみたいな人が求心になって散在している愛護団体を一つにまとめ、活発な活動につながってほしいな、とものすごく他力本願ですが願っています。